ぐっすりと眠れる環境を作る上で寝具は重要な役割をします。いわゆる快眠グッズを活用することで上質な眠りを得られるでしょう。
もちろん、自分の睡眠環境にあった快眠グッズを使うことが前提です。身体に合わないと身体を痛めてしまいます。使い心地は試してもらうしかありませんが、睡眠工学的に考えられた寝具は、眠るための補助として力になってくれるでしょう。
本記事では、睡眠の質を上げるために開発された快眠グッズや寝具を紹介します。睡眠うどんのようにユニークな寝具も開発されているため、使ってみたくなります。
それでは、どんな快眠グッズがあるのか見ていきましょう。本記事では、快眠グッズと呼ばれるアイテムを10コおすすめします。
快眠グッズの最新アイテムを知る!一体どんなものが?
快眠グッズは、長く愛されるアイテムから、最新の研究を反映させたものまで、数え切れないくらいあります。
マットレスや枕なんて長く愛されているものから、日々進化しています。抱き枕も長年のファンが多いですね。
心地よい香りで眠りたいと思っている方は、アロマ(エッセンシャルオイル)を効果的に使えるディフューザー、光や音が気になるなら、アイマスクや耳栓なども、快眠グッズのカテゴリーに入ります。
これら思いつきそうなアイテムから「その発想はなかった……」というような快眠グッズもあります。
2019年8月に発売された悟空の気持ちの「睡眠用うどん」がその一例です。
眠りに対する悩みを解決するコンセプトで生まれた快眠グッズはたくさんあります。気になったものを活用し、今まで以上に熟睡してください。
1.睡眠用うどん!分解して小さく洗えるから衛生的にも◎
引用元https://goku-nokimochi.com/udon/
睡眠用うどんは、うどんの形状をコンセプトにした掛け布団です。敷布団やマットレスと併用するように設計されています。
布団内の熱を放出し快適な睡眠を
引用元https://goku-nokimochi.com/udon/
四角い構造の布団(掛け布団も敷布団も)では、どうしても熱がこもります。縦に伸びている極太麺(クッション)は、隙間ができるため、熱がうまく放出できます。
夏場は掛け布団を蹴飛ばす必要ななくなるため、暑い時間帯も冷える時間帯も、快適な睡眠が得られます。
冬場は、睡眠用うどんの上に、ブランケットや毛布をかけることで、心地よい暖かさがキープできるでしょう。
引用元https://goku-nokimochi.com/udon/
このジョークのような睡眠用うどんは、睡眠工学的にもしっかり考えられています。
深い眠りを得るためには、身体深部の体温を下げる必要があり、熱放出のために、手足に血液が集まるため、手足は温かくなります。
しかし、深い眠りを得るためには、手足も冷えた方がいいため、布団の外に出る方がいいとされます。
抱き枕や足枕にもなる!多用途なうどん布団
引用元https://goku-nokimochi.com/udon/
形状も秀逸で、抱き枕にも足枕としても活用でき、一番好きな睡眠姿勢をキープします。
麺の間から手を出せるため、寝ながら読書ができるのもありがたいポイントです。もちろん、スマホも使いやすいですが、入眠の妨げになる可能性も高く、控えた方が良いでしょう。
分解して洗える衛生的な布団
引用元https://goku-nokimochi.com/udon/
布団の衛生管理も重要で、大きな布団はどうしても洗いにくいです。
睡眠用うどんはパーツごとに分解できるため、家庭用洗濯機でも気軽に洗えます。ダニや死骸・糞などが一番多くなる寝具の清潔さを保てるのは、清潔な寝床を作る上でも重要です。
寝苦しい夜を過ごし、深夜に目が覚めてしまうという悩みを持っている方は、睡眠用うどんを検討してみてはいかがでしょうか。
2.10分で眠る人気ヘッドスパの理論を搭載
引用元:https://goku-nokimochi.com/tawashi.html
熟眠用たわしを開発したのは、悟空の気持ちというヘッドスパ専門店。2020年6月現在57万人を上回るキャンセル待ちの人数がいるほど人気絶頂のサロンです。
頭をほぐし始めて10分程度でほとんどの方が眠ってしまうと大評判。
頭部に関して独自の理論を持つ悟空の気持ちが開発した熟眠枕が「熟眠用たわし」です。
引用元:https://goku-nokimochi.com/tawashi.html
通常の枕は頭部を柔らかく包み込み、首に負担をかけない設計です。熟眠用たわしは頭部に心地よい刺激を与えることで、眠りを誘うという理論です。
引用元:https://goku-nokimochi.com/tawashi.html
確かにヘッドスパでは、頭部に刺激を与えるものの、ほとんどの方が眠りに落ちてしまう。そこから着想し出来上がったのが、熟眠用たわしだそうです。
魅力はそれだけではありません。
使用する人にとって、枕の高さはそれぞれ異なり、調節できると嬉しいですね。熟眠用たわしは、中材の量を調節することができるようになったため、ジャストな高さに調整できます。
たわしという形状なため、通気性も抜群で、通常の枕では得られなかった空気の流れが作れています。
もし、熟眠するために枕を探しているなら、ひとつの選択肢としておすすめします。
3.快眠枕!ぐっすり眠れる優れたアイテム
「熟眠用たわし」という心地よい刺激を頭部に与える枕の後に紹介するのは、一般的な快眠枕と呼ばれる快眠グッズです。チクチクするのはちょっと嫌。優しく頭部を包み込む枕が欲しいという人もいるでしょう。
睡眠工学的に良質な睡眠を得る枕は、たくさん世の中に出ています。ここでは、心地よい眠りを提供してくれるポイントを紹介します。
枕に頭を乗せた際に、体全体がリラックスできるのが大前提です。つまり、しっかり頭部を支えてくれるものを選びたい。後頭部が平らに近い日本人が合う枕は、中央が低く左右が高い枕がおすすめです。
高さの面で見てみましょう。枕の高さは、体型によって変わります。ちょっとした高さが、身体に余計な力が入る原因ともなるため、枕の中材を抜き入れし、調節できるようになると良いでしょう。
なお、猫背や肩や背中の筋肉が発達している方は、気持ち高めの枕がおすすめです。
衛生面も大事ですし、通気性や耐久性にもこだわってください。特に衛生面と通気性は、入眠や深い眠りを得る上で重要です。
嫌なニオイは入眠を妨げ、通気性がないと熱がこもり、頭部に溜まった熱放出が実現できません。
快眠枕と呼ばれるアイテムは、思った以上にあります。さらには、入眠のしやすさには、個人差があります。
快眠に繋がる要素を知ることができれば、自分にとって一番の枕を見つけられます。ジャストフィットな枕を手に入れ、熟睡できる夜を手に入れてください。
4.自宅でできるヘッドスパ│頭部マッサージャーで快眠を
家庭用健康家電も様々なものが出始めています。プロのヘッドスパを受けると眠くなってくる。それを自宅でもできるようにと、ヘッドスパ家電・ヘッドマッサージ器が次々に誕生しています。
ちなみに、ヘッドマッサージャーには、大きく分けて2つあります。育毛を促す頭皮ケアに繋がるものと、睡眠補助に繋がるヘッドマッサージャーです。ここでは、心地よい気持ちになれるヘッドスパ家電を指します。
毛穴をスッキリさせるのが目的ではなく、人体の脳波を調整するように作られた快眠グッズです。快眠に繋がる脳波が出始めれば、深い眠りにも繋がりますし、不安も解消されるでしょう。
血行促進や疲労回復にもなるため、ハマる人続出です。
頭皮の毛穴をスッキリさせるのは、防水機能のついたシャワーと合わせて活用できるアイテムで、快眠グッズはおでこにつけるヘアバンドのような形状のアイテムが多いです。
快眠に向かうハイテクな機器も出ているため、うまく活用してください。
5.アイマスク
ちょっとした光や物音が気になって眠れないという人もいます。
電気を消しても、月や星のちょっとした明かりが気になるという人もいれば、外からの光が気になって眠れないという人も。アイマスクを活用すれば、外の明かりを完全にシャットアウトできるため、完全に暗闇状態で眠れます。
朝、日が昇り始めてもくらいままなので、朝早く目覚める早朝覚醒の対策にも繋がります。
耳栓は、大通りに面している方や、繁華街近辺に住んでいる方が欲しいアイテムです。
田舎の方は近隣トラブルも少なく、音も自然の環境音ばかりだと思います。しかし、都心部に近づくほど、人の住居は密集しているため、生活音が気になります。
無音状態の方が眠れるという人は、耳栓を活用するのも良いでしょう。
どちらも、サイズのフィット感やつけ心地によって、眠りやすい、眠りにくいというのがあります。つけている感覚が少ないものを選ぶと良いでしょう。
6.耳栓セット
光だけでなく、音も眠りを阻害する要因に繋がります。夜遅くに近所から騒いでる声が聞こえてきたら、気になって眠れなくなります。道路沿いに住居を構える方は、トラックやタクシーの音がかなりうるさく感じるでしょう。
騒音に関するトラブルは、田舎の方が少なく、音も自然の環境音ばかりだと思います。しかし、都心部に近づくほど、人の住居は密集しているため、生活音が気になります。周りの音が気になる方は、耳栓を活用してください。
耳栓の選び方もいくつかあります。耳へのフィット感はもちろんのこと、装着していないと感じるのも大事です。さらには、すべての音を遮断するのではなく、消したい音だけ消してくれる耳栓があったら良いですよね。
耳栓の素材
- スポンジ・低反発ウレタン
- シリコン
- フランジ
- デジタル
の4タイプがあります。
スポンジタイプは、素材が、スポンジや低反発ウレタンなどで作られており、耳に入れてもそんなに気になりません。しかし、汚れたら洗うこともできないため、使い捨てになります。
シリコンタイプは、自分の耳の形に形状を変えるため、フィットします。防水性もあるため、寝る時以外でも活用できるのは良いポイントです。防音性は低く、使い切りのタイプになるため、簡易的に使うという際に向いているかもしれません。
フランジタイプは、円筒形のでっぱりがいくつか見られるタイプの耳栓で、シリコン製のものが多いです。やや固めで自分の耳にフィットしにくく、挿入時にちょっと違和感を感じるかもしれません。
デジタルは、消す音の周波数をコントロールし、騒音は消し、必要な音は聞こえるようにしたハイテク耳栓です。電池を使うことになりますが、消費電力はかなり少なく、電池1本でかなりの日数持ちます。朝の目覚ましの音は聞こえるため、安心できるのも魅力のひとつです。
7.ふくらはぎを温めるレッグウォーマー
ふくらはぎを温めるレッグウォーマーも快眠グッズのひとつです。ふくらはぎを温めることが、どうして快眠に繋がるのか気になる方もいます。
そもそも冷えているということは、血流が滞っていることがわかります。ふくらはぎが冷えているということは、その先の足も温かくならないこと。
深い眠りにつくために、身体の深部の体温を下げる必要があります。その上で、手足に血液を送り込み、深部の温度を下げることを自動的に調節します。
足がむくみ、ふくらはぎが冷えているなら、足まで十分な血液が送り込めなくなります。
そこで、レッグウォーマーの出番というわけです。ふくらはぎを温めるのは、快眠が得られるだけでなく、冷え全般に有効です。
身近なアイテムでも快眠のメカニズムを知ることで、納得感も増します。
8.顔だけテント?かぶって寝る枕│快眠ドーム
快眠を促す枕のひとつではありますが、前述した枕とは異なります。明るくて眠れない方向けに、頭をすっぽり覆いかぶって寝る枕というジャンルが新たに生まれています。
快眠ドームとも言われることもあり、イメージするなら、顔のみ暗いテントの中で過ごせるというものです。
アイマスクはフィットしすぎていて嫌だと感じており、明るいところで眠るのは抵抗あると考えるなら、快眠ドームが眠りをアシストしてくれるでしょう。
頭部全体をテントで覆うというのは、ほとんど発送になかったんじゃないでしょうか。
9.抱き心地がいい快眠抱き枕
抱き枕もぐっすり眠れる快眠グッズのひとつです。
抱き枕には、様々な利点があり、寝ている間の姿勢を気にする方にとって有効です。しかし、抱き枕もかなり多くの形状と材質、通気性など選ぶべきポイントはいくつもあります。
横向きの姿勢で、足を曲げると落ち着く、抱くことで包まれている感覚が得られるため安心するなど、意見は様々です。
抱き枕を形状で選ぶ。形によって機能が異なる
抱き枕の形状もいくつかあり、オーソドックスなストレートタイプは、カバーが変えられるのがポイントです。好みの抱き枕カバーに変えることで、精神的にも安心することも考えられます。
機能的には、ぎゅっと抱きしめることで、横向きで寝るのをサポートしてくれますし、寝転がりながらの作業姿勢もサポートしてくれます。上に乗ることでクッションの代わりにもなりますね。
S字の流線タイプは、身体にフィットしやすく、横向きで寝る際の体圧分散に優れています。
U字型は、首にかけることで首を支えながら腕を抱えることができます。寝返りしやすいのも特徴です。大きいものなら、体全体がすっぽり入るため、挟まっている感覚が心地よく感じます。
L字は、頭を乗せながら、抱きかかえられるのが特徴的で、枕の機能も欲しいと考えている人にとってプラスです。
可愛らしいぬいぐるみタイプの抱き枕もあります。動物モチーフになっており、1人じゃ寂しくて眠れないという人にとって、動物が変わりに癒やしてくれます。
中材は大きく分けて3種。使い心地か機能性か
抱き枕の中材は大きく分けると3種類あります。
ふわふわで柔らかいポリエステル綿は、軽量かつ通気性も抜群です。中身は洗うこともできるため、汗のかきやすい季節は清潔感を保ちやすいです。
さわり心地抜群の微粒子ビーズは、どんな姿勢で寝ていたとしてもフィットしてくれます。抱く分には十分ですが、枕として頭を固定するのには少々不向きです。さわり心地重視で選びたい方は、いいかもしれません。
マットレスや通常の枕において人気を誇るのが低反発ウレタンです。もちっとしたさわり心地は体圧をきっちり分散してくれるため、肩や首、腰の痛みが気になる方は、良いでしょう。
10.安らぐ香りが空間を包む!アロマディフューザー
香りも快適に眠る空間を演出する快眠グッズのひとつです。
心地よい香りは安眠を誘うため、ラベンダーやネロリ、ゆず、サンダルウッドなど、安らぐ香りを選ぶ必要があります。
逆効果な香りもあるため、気をつけましょう。
さて、香りある寝室を演出するのに必要不可欠なのがアロマディフューザーです。
香りを空間に広げるアロマディフューザーは、大きく分けると4種類に分かれます。
- 気化式
- 噴霧式
- 加熱式
- 超音波式
気化式
気化式は、不織布などの専用パッドにアロマを染み込ませ、空気を流すことで香りが空間に広がっていくタイプのものです。アロマボトル内臓形式のアイテムもありますが、専用のボトルを活用するケースが多いです。
また、リードと呼ばれる長細い木をアロマに入れ、木が精油を吸い上げることで気化するタイプのものもあります。
より自然な形で香りの粒子を空間に広げます。オイルと空気が触れるようなタイプのものは酸化するし、都度アロマを垂らすタイプのものは手間です。
アロマストーンやティッシュなどに垂らして気化するのも気化式ですね。これらは、香りが少し弱めになります。
噴霧式
噴霧式は、アロマオイルを内臓タンクに垂らし、ポンプの力で吸い上げ、霧状に噴射するタイプのものです。オイルの消費は早く、空気と触れるため、参加しやすい、さらにはお手入れも大変ですが、香りが強く出て、広範囲に広げていくパワーがあります。
噴霧式タイプのものは、アロマボトルをセットし、直接吸い上げていく機器もあります。
加熱式
アロマランプなど、火で精油を加熱するタイプのものもあります。手軽なアイテムですし、ランプの灯火が安らぎを与えてくれるため、入眠儀式としては良いかもしれません。
加熱するため、オイルの成分が変性するというデメリットもあります。また、掃除などのお手入れがちょっと大変というのもあります。
超音波式
精油を垂らした水を超音波によって分解し、霧状にして空間に広げます。ランプタイプのものも多く、淡い光が優しい空間を作り出し、より眠くなるような空間演出を行います。
水とオイルを混ぜるため、不純物が混ざりやすく劣化しやすくなります。そのため、小まめに交換することで、フレッシュな香りが続いていきます。
また、機器への負担も多くなるため、故障の原因にも繋がります。
アロマディフューザーの長所短所
どの方式のアロマディフューザーでも一長一短はあります。
手軽さを求めるのか品質を求めるのか。あなたのライフスタイルによって選ぶと良いでしょう。めんどくさくなると使わなくなる。そういったこともちょっとしたストレスになるため、香りにこだわる人が使うと良いでしょう。
快眠グッズは専門店や通販で入手!試せる場所は?
快眠グッズはどういったところで手に入るのでしょうか。
通販であれば、見つけられないものはないです。しかし、実物を見ているわけではないため、どれがいいのか選ぶ際に迷ってしまいます。
Amazonや楽天といった、多くのアイテムが揃いそうなショップから、寝具や快眠グッズの専門店の通販ショップもあるでしょう。
ここでは通販で見つけるより、リアルなお店で実際に使用感など確かめられるところで、快眠グッズを入手するための情報をまとめました。
専門店や総合店など、入手できるところを考察していきます。
広々とした百貨店は実際に試せるところも
百貨店の中には、大型家具を扱うフロアに寝具にコーナーがあります。ベッドや高級マットレスなど、快眠グッズの中でも大型の商品が多く取り扱われています。
ベッドが丸々設置されているため、沈み込む具合など、触れて確かめられるところもあります。
触ることで、硬すぎる、柔らかすぎるなど使用者にとってのベストを見つけられるでしょう。
お店の方とのコミュニケーションも生まれ、ご自身の睡眠の悩みをお伝えすることで、良い提案をもらえるかもしれません。
ドン・キホーテにもある快眠グッズコーナー
百貨店は、敷居が高いと気軽に足を運ぶのに躊躇してしまう可能性もあります。品揃えも多く、話題のアイテムなどいち早く取り入れるお店があります。それは、ドン・キホーテです。
ドン・キホーテは、広さによるものの、マットレスや枕、アロマ系のアイテムなど、定番商品は置かれていますし、快眠グッズもドン・キホーテ特有のPOPと合わせて見つけられます。
ドン・キホーテの場合、場所のとるベッドはなく、マットレスも折りたたまれている状態で陳列されていることが多いです。種類豊富なのは、ネックピローなどの枕です。
ドン・キホーテでなくても、東急ハンズなど、たくさんのアイテムを取り扱うお店になら空いているかもしれません。
意外なところにお宝が眠っている可能性もあるため、根気強く探してください。
寝具の専門店には優れた快眠ベッドが!
こだわりの寝具や快眠グッズが欲しいなら、寝具の専門店に足を運ぶのをおすすめします。
例えば、東京・池袋にある「ベッドの専門店グースカ」は、シモンズベッドやフランスベッドなど、有名な寝具メーカーのベッドを実際に横になって試せます。
また、寝具業界に関わって25年のエキスパートたちが、エスコートし快眠を得られるための商品探しを一緒に行ってくれます。
大型家具のメーカーでも寝具の取り扱いはあります。大塚家具やイケアなど、広々とした空間に寝具が並べられており、実際に触れることができるでしょう。
こういった風に、寝具の専門店や大型家具専門店などを頼れば、自分にぴったりなアイテムを見つけられます。もし、お近くに心当たりあるお店があったなら、足を運んでみてはいかがでしょうか。
快眠グッズを使っても睡眠の質が改善されない時は?
快眠グッズを揃えて生活環境を整えれば、睡眠の質は上がっていきます。しかし、寝る環境を整えただけでは、睡眠の悩みが解決されないケースもあります。
食事や生活習慣を見直すことが快眠への第一歩です。また、可能なのであれば、サプリメントや睡眠改善薬などを活用するのもひとつです。
詳しくは、記事【不眠症の原因と対策】で取り上げていますので、参考にしてください。
▼【不眠症の原因と対策】についてはこちら
【医師監修】不眠症の原因と対策!根本から解決し睡眠の悩みを解消してスッキリ
食事を見直す
良質な睡眠を得るためには、食事が鍵になっています。特に、朝食は、トリプトファンが豊富なものを食べると、日中にセロトニンに変わり、夜間にメラトニンに変化します。メラトニンは睡眠ホルモンと言われ、眠気を誘発させてくれます。
メラトニンが十分に分泌されるから入眠もしやすくなります。
また、夜ごはんの時間はこだわりを持ったほうが良く、夜20時以降はできるだけ食べない、消化の悪いものは食べないなど、気を使うだけでも良いでしょう。
生活習慣を見直す
不規則な生活が、睡眠の質を落とします。深夜遅くまで起きている、休日はお昼まで寝ているなど、生活習慣を見直すと良いです。
生活習慣の乱れで不眠が起こるケースは、毎日朝7時に起きるようにする指導を行ったところ、睡眠の質が改善されたという事例もあります。
毎日25時、26時まで起きている。起きる時間が日によってバラバラなら、見直すのも必要でしょう。
快眠のサプリメントを活用する
快眠をサポートしてくれるアイテムもあります。それは、サプリメントです。食事では中々補えないような素材や、眠りの質を高める素材が配合されています。
サプリメントは、基本的には食事と同じなので、食事で十分な栄養を摂取できるなら、不要かもしれませんが、普段お目にかかれない素材を摂取できるのはサプリメントだからこそ可能なのです。
睡眠導入剤・睡眠改善薬を活用する
あの手この手をやって、それでも改善しない場合は、お医者さんに処方してもらう睡眠導入剤やドラッグストアで入手可能な睡眠改善薬を活用しましょう。
睡眠導入剤や睡眠改善薬は、根本解決に繋がるわけではありませんが、今、目の前にある睡眠を良くするという点では優れています。
眠れない人は、眠る感覚すら忘れてしまっているケースもあり、睡眠薬は、眠る感覚を起こさせてくれる上でかなり役立ちます。
快眠グッズでスッキリとした一日を!
快眠グッズを中心に取り上げてきました。ピンポイントで悩みを持っている方は、とても重宝します。それだけでなく、ベッドやマットレス、枕にいたるまで、ベストなものを選べれば、睡眠の質を変えることができます。
大型のアイテムは通販ではなく、専門店に頼ることで、睡眠のエキスパートが個別に相談を受けてくれます。自分の症状にぴったりな寝具は選びましょう。
また、食事や生活習慣を整えることも同時にやる必要はあります。また、サプリメントなども活用すると徐々に改善されていきます。
睡眠の質を高い位置でキープするには、多少なりとも時間がかかります。根気強く自分にとっていい快眠グッズを選んで、良質な睡眠を得ましょう。